iMessage と SMS

結局原因不明のまま復旧(手順は記事最後)

Apple 製品のユーザーだったら誰でも知ってる(であろう)iMessage
メッセンジャーアプリの中では割と優秀だと思っている
特に他端末とのシームレスな連携をする部分がさいつよだと思っている
自分自身は iPhone 、AppleWatch 、ラップトップ、デスクトップと林檎製品で固めているので、
これらが連携して動いてくれるのは非常に助かる
言い換えると、一つ不具合があると全部に波及してしまうとも言えるが
なぜか今回の不具合は一つの端末のみで発生した
何かというと
iMessage でやり取りしていた相手が、突然 SMS になってしまった
しかも AppleWatch だけ
オイラは AppleWatch の音声入力にて iMessage のやり取りをすることが割と多い
運転中に一方的に要件を伝える時や
一言、二言程度のちょっとした返信など
これだけのために AppleWatch を使っていると言っても良いくらいだ
先日も、いつものように飛んできた iMessage に対して AppleWatch から音声入力で返信した
すると、いつものメッセージウィンドウが青色ではなくいきなり緑色(すなわち SMS )に切り替わった
ところが先ほど送信された SMS を iPhone で確認すると
その相手は iMessage となっている
再び AppleWatch を確認すると、こちらは SMS のまま
仕方なくこの相手とは iPhone にて iMessage でのやり取りを行なっていた
そして数日したところ、今度は別の相手にも同じ事象が発言
そして、すでに不具合の出ていた相手の状況も変わらず SMS のまま
これでは AppleWatch の利点である「 iPhone 不要で返信できる」が死んでしまっている
メッセージアプリの再起動や両端末の再起動などを経ても状況は変わらず
AppleWatch のメッセージ入力欄のステータスが、一瞬 iMessage となることもあったが、スグに SMS になってしまう
自分で出来る基本的な対処はやり尽くしたので web に先人の知恵を借りに出る
すると、何年か前の話題がいくつか出てきた
その中でも一番新しいもので iOS16 の頃の話
それも結局改善せず「 OS のアプデに期待ですね」と締めくくってあった
さらに古い記事では iMessage の送受信アカウントの切り替えや
端末や iMessage アプリから Apple アカウントを一度サインアウトするなどの方法が書かれていた
そこで気づいたのが
この事象が発生するのはデュアル SIM 運用をしている場合でのみ発生しているということ
解決方法の中には「副回線を切る」なんてのもあり
デュアル SIM のメリットとはなんぞやと言いたくなるものもあった
しばし悩むヒロえもん
まぁ、このテのトラブルというのは原因不明なままイキナリ回復することもあるので
数日諦め気味に放置していた
そして、今日のこと
上記にもあった「副回線を切る」ではないが
まさかなぁ・・・と思いながら iPhone の「設定」→「モバイル通信」内の「 SIM 」欄にて両方の SIM をオフ
しばらくしてから再度オン(物理 SIM → eSIM )としたところ
治った(笑
他にも同様の悩みを抱えていらっしゃる方のために記録を残しておきます
・発生した不具合
AppleWatch 上の iMessage が SMS となってしまう( iPhone 上では iMessage のまま)
・使用端末、環境
iPhone 15 Pro ( iOS 18.1.1 )
デュアル SIM 運用(物理 SIM 、eSIM ともに ahamo )
Apple Watch Series 10 ( GPS ) ( watchOS 11.1 ) ( 22R585 )
・復旧方法
iPhone の「設定」→「モバイル通信」内の「 SIM 」欄にて両方の SIM をオフにし、
しばらくしてから再度オン(物理 SIM → eSIM )